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| PRIDEスペシャル・チャレンジマッチ 1・2R5分 |
| 1R 4分14秒 腕ひしぎ逆十字固め |
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俳優から格闘家に転向、PRIDE男祭りという大舞台でプロデビューを果たす金子賢。試合前のインタビューでは「ずっと試合のことばかり考えています。早く試合が来て欲しい」と、不安な気持ちを包み隠さず口にした。しかし決して負けるために戦うわけではない。高田道場でトレーニングをスタートし、あのシュートボクセにも渡って、武者修行を行った。足関十段こと今成正和からも秘策を授かったという。「やってきたことを100%やるだけ。やれることは限られてますから」と金子。勝ちパターンはあると話し、そのワンチャンスにすべてをかける。「自分が試合をするのは無理だって声が多いのは分かってます。やってきたことに自信をもってリングに上がります」と、覚悟のほどを語った。
そんな金子に対し、ベネットは不快感を露にした。対戦カード決定会見では徹底的に金子を挑発。「今でもメチャクチャ、ムカついているよ」と、試合が近づくに連れて、そのイライラは大きくなるばかり。「アイツに総合格闘技が何たるかを教えてやる。早く終わらせるんじゃなくて、長い時間かけてパウンドで痛めつけてやる」と、不敵な笑みを浮かべ、「俳優だったら、映画に出てろ! ジャンクスポーツに出てろ」と吐き捨てた。
悲壮な表情の金子とは対照的に、ニヤニヤと笑いを浮かべながら入場するベネット。ファールカップも装着せず、リング下でようやく着けるという始末。リング上で金子と対峙するも、カメラ視線でアピール。完全にベネットは金子を舐め切っている。 |
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1R、いきなりジャンプキックの奇襲から片足タックルに入った金子。そのまま両足タックルに切り替えて、ベネットをロープに押し込んでいく。しかしベネットはしっかりと脇を差し替えて、逆に金子をロープに押し込む。会場からは金子コールが起こるが、ベネットが豪快な投げでテイクダウンを奪う。
ガードポジションを取った金子は、自分の足でベネットを脇を押し、ベネットのパウンドをディフェンスしながら三角絞め!
完全に足をクラッチし後は頭を引くだけという状況になったものの、ベネットは背筋力の強さでそれを許さず、頭を抜くとそのままバックへ。ベネットはパンチを落としながら、一気にマウントまでポジションを移行する。
チャンスから一転、大ピンチを迎えた金子。公開練習で今成正和に伝授されたTKシザーズからのアキレス腱固めを狙うものの、ベネットは金子の体を潰してそれを阻止し、冷静に金子の顔にパンチを落とす。
そして残り1分過ぎ、マウントからベネットが腕十字。一度は金子の頭が抜けたものの、ベネットは落ち着いてもう一度、自分の足で金子の頭を狩り、ガッチリと腕十字を極めて、危なげなく一本勝ちを収めた。
一度はチャンスを作ったものの、最後はPRIDEファイターの実力の前に完敗を喫した金子。四方に深々と頭を下げてリングを降りた。
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